朝から肩ガチガチ、夜まで気を張る人に、マグネシウムサプリがしっくりくる理由

朝から肩が上がりっぱなしな人へ

こんな一日、心当たりはありますか

朝起きた瞬間から肩がガチッと固まっていて、通勤中も会議中もずっと背中に力が入っている。

夜になっても気を緩めづらく、寝る前までスマホと頭が働き続けてしまう。

「マグネシウムがいいらしい」と聞いたことはあるけれど、自分に合うのかはまだピンときていない。

そんな方に、専門用語はほどほどに、でも根っこはきちんと、相性を確かめるための案内を書きます。

現代医学・栄養学でみる「マグネシウムとこわばり・ストレス」

筋肉がゆるむ仕組みをやさしく

筋肉は収縮と弛緩をくり返して動きます。

この弛緩のパートに深く関わるのがマグネシウムで、カルシウムが「縮める側」なら、マグネシウムは「緩める側のブレーキ役」とよくたとえられます。

肩や首がいつも張っている人は、このブレーキが少し利きにくいと、戻りにくさやピクつき、こむら返りの頻度として出ることがあります。

ストレス神経を少し静めるヒント

マグネシウムは神経の興奮を調節する受容体(NMDAなど)に関わり、過度なオン状態をなだめる方向に働くことが知られています。

また、睡眠やリラックスに関わるGABAとのバランスにも間接的に関与し、寝る前の「緊張が抜けにくい」タイプにはメリットを感じやすいことがあります。

ただし効果の出方には個人差があり、サプリは医療の代わりではありません。

形と量の目安を現実的に

一般的にサプリからの「元素マグネシウム量」で1日100〜300mg程度が試しやすいレンジです。

胃腸がゆるみやすい方は少量から始め、朝夕に分けると負担が軽くなります。

かたちには酸化・クエン酸塩・グリシン酸塩などがあり、酸化は便通寄りクエン酸塩やグリシン酸塩は吸収や体感の穏やかさで選ばれることが多いです。

ちょい足しの相性

・寝つき目的なら「グリシン酸塩」や「タウリン配合」などの穏やかなタイプが相性良。

・こわばり+便通ケアなら「クエン酸塩」や「酸化」などを少量から。

・ビタミンB6はマグネシウムの働きを助ける相棒として一緒に使われることがあります。

・抗生物質や甲状腺ホルモン薬などとは時間をずらす配慮が必要です。

飲むタイミングの目安

・寝る1〜2時間前は「気を張りやすい人」のリラックスサポートに向きやすい時間帯です。

・食後に少量ずつ分けると胃腸にやさしく続けやすくなります。

東洋医学で読む「張りやすい人」とマグネシウムの相性

気がつまると、肩が上がる

東洋医学では、感情や思考の詰まりが体の巡りにも影響すると考えます。

一日中気を張っていると「気滞(きたい)」といって、気の流れが渋滞しやすくなり、肩・首・みぞおち周りに張りや圧迫感として出やすくなります。

これは、空気の通り道に折れ曲がったホースができて、水圧が一部にかかるイメージに近いです。

「肝」と筋、そして血のうるおい

東洋医学で筋のしなやかさを守る担当は「肝(かん)」で、ここが疲れると腱や筋がつりやすくなります。

さらに、血の滋養が少ない「血虚(けっきょ)」気味だと、こむら返りや目の疲れ、髪や爪の乾きとして現れがちです。

朝に固まりやすく夜にゆるみにくい人は、「気滞」+「肝の負担」+少しの「血不足」のミックスで説明がつくことが多いです。

マグネシウムがしっくりくる理由を東洋医学語に翻訳すると

ミネラルはからだの陰を支える土台の一部と捉えられ、マグネシウムは「筋をゆるめ、神(しん:こころの落ち着き)を安んずる」方向に手を貸す存在とイメージできます。

つまり、ブレーキが弱くなった体に少し重しを置いて、気の渋滞をなだめ、肝のこわばりサインをやわらげる補助役です。

こうした体のクセを持つ人は、マグネシウムサプリに「相性の良さ」を感じやすいことがあります。

かんたんセルフチェック

当てはまるほど、試す候補として検討しやすいタイプです。

  • 朝から肩や首に力が入りやすく、夕方も抜けにくい。
  • 歯の食いしばりや、眉間に力が入りがち。
  • こむら返りや、まぶたのピクつきがときどきある。
  • 寝る前まで頭が働き続け、入眠に時間がかかる。
  • 便が硬めで、トイレのあともスッキリ感が弱い日が多い。
  • カフェインで気合いを入れがちで、そのあと反動でだるくなる。
  • 緊張すると胸やみぞおちがつかえる感じが出やすい。

どう使うとしっくりくるか(セルフケア案)

  • 寝る1〜2時間前に少量のグリシン酸マグネシウムを試す。深呼吸や4-7-8呼吸とセットにして、神経のブレーキを引く練習をする。
  • 夕食後にクエン酸マグネシウムを少量。肩甲骨まわりのゆるストレッチや温かいシャワーと組み合わせ、筋の緊張をほどく時間をつくる。
  • 朝にこわばりが強い人は、日中に分けて100mgずつ。B群ビタミンやたんぱく質をふだんの食事で意識しながら、カフェイン量は控えめにする。

掛け合わせの例

・「フォームローラー×ゆっくり呼吸」や「温める×首肩の円運動」は相性◎です。

・入浴に硫酸マグネシウムを使う方法もありますが、皮膚からの吸収は個人差が大きいので、体感で無理なく取り入れてください。

安全に使うためのメモ

必ずご確認ください

これは医療行為や診断の代わりにはなりません。

腎機能に問題がある方、心疾患で治療中の方、重い便秘に下剤を常用している方は使用前に医師・薬剤師へ相談してください。

妊娠・授乳中、持病で通院中、複数の薬を飲んでいる方も自己判断での開始や増量は避け、専門家にご相談ください。

一部の抗生物質、甲状腺ホルモン薬、骨粗しょう症薬などとは吸着の影響があるため、2〜4時間以上の間隔をあける配慮が必要です。

サプリでお腹がゆるむ、動悸やだるさが出るなど合わないサインがあれば中止し、専門家に相談してください。

一般にサプリ由来のマグネシウムは摂りすぎると下痢を招きやすく、目安量を超える継続は避けましょう。

製品選びのコツ

ラベルのここをチェック

「元素マグネシウム量」で1回あたりの実量を確認し、少量から調整できる設計を選びましょう。

形(酸化・クエン酸塩・グリシン酸塩など)と目的(便通寄りか、リラックス寄りか)を合わせるとミスマッチが減ります。

添加物が少なく、第三者検査や原材料の由来が明記されたものは安心材料になります。

もしマグネシウムサプリを試すなら、まずは低容量で様子を見られるタイプを選び、夜用には穏やかな形、日中用は分割しやすい形にするのがおすすめです。

💡商品例:
こちらに マグネシウムサプリ(筋のこわばり・ストレス)に関連する商品を例示してみました!
ぜひ参考にしてみてください🌱

準備中…

体質ぜんぶを見ながら、もっとラクに

サプリはあくまで道具のひとつです。

「気が張りやすい」「朝から固まる」背景には、睡眠、呼吸、食べ方、思考のクセなどいくつもピースがあります。

体質全体を見ながらセルフケアを組み立てたい方には、ととのうケアナビ(公式LINE)での体質チェックと提案が役立つはずです。

無理のない範囲から、あなたのペースで整えていきましょう。

参考文献

  • NIH Office of Dietary Supplements. Magnesium — Fact Sheet for Health Professionals. https://ods.od.nih.gov/factsheets/Magnesium-HealthProfessional/
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット「マグネシウム」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-032.html
  • EFSA Panel on Dietetic Products, Nutrition and Allergies. Scientific opinion on dietary reference values for magnesium. EFSA Journal. 2015;13(7):4186. https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4186
  • SCF/EFSA Statement on the Tolerable Upper Intake Level of supplemental magnesium. 2018. https://www.efsa.europa.eu/en/news/magnesium-tolerable-upper-intake-level
  • Boyle NB et al. The effects of magnesium supplementation on subjective anxiety and stress. PLoS One. 2017;12(5):e0180067. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0180067
  • Tarleton EK, Littenberg B. Magnesium intake and depression. Nutrients. 2015;7(9):8199–8226. https://www.mdpi.com/2072-6643/7/9/5322
  • 日本栄養・食糧学会誌ほか、各種学術レビュー(筋収縮とミネラルの基礎生理)
小川亮太

監修者:小川 亮太(おがわ りょうた)

鍼灸師・医薬品登録販売者。東洋医学とAIを融合したウェルネスサービス『ととのうケアナビ』を監修。
「自分の体を自分で整える」ための東洋セルフケアを発信中。

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